宙吹きのローマングラス ローマ帝国の地域で生産された古代ガラスをローマングラスと呼びます。 経年変化によって美しく銀化しています。 金属パイプの先端に溶融ガラスの原料を巻取り、これに息を吹き込んで作ります。 この素朴な形は、型を使わない 『宙吹き』という技法で作られたようです。 溶融ガラスが垂れないようにパイプ をくるくる回しながら成形したと思われる波状の パターンが器面に残っています。 きちっと型で成形された瓶より手作りの趣きの 美しいローマングラスです。 高さ約14cm、径約6cm 地中海東沿岸・４世紀頃

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